木曽駒ヶ岳(2014.6.14)

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2014年6月14日、兄と初のアルプス登山に木曽駒ヶ岳へ行きました。
先に結果を言ってしまうと、初の山行記録は敗退記録になってしまいました・・。

6.13 自宅-(中央道)-駒ヶ根IC-菅の台駐車場-(車中泊)
6.14 菅の台駐車場-(バス)-しらび平駅-(ロープウェイ)-千畳敷駅

今回はレンタカーでの移動。ロープウェイのしらび平駅へはマイカー規制があるためバス停のある菅の台駐車場にて車中泊。翌日朝8時台のバスに乗ってロープウェイのしらび平駅まで向かいます。バスとロープウェイは一時間に2本ずつ、すんなりと乗り換えができるようになっています。



しらび平までは雲もなく快晴でしたが、ロープウェイが登るにつれて段々とガスがかかってきました・・。そして千畳敷に着くとそこはもう完全なガスの中。
終着の千畳敷駅は標高約2,600mあります。温度計はまさかの4℃を指していました・・。寒い。一気に高度を稼いだためにちょっとだけ高所順応(と寒さ慣れ)のためのんびりしつつ朝ご飯。駅の食事処でご当地グルメのソースカツ丼を食らいます。



そしていざ出発、と駅を出るとそこはもう一面雪景色。バスでピッケルを持っている人がいたのでそんなに大袈裟な装備が必要なのかなあと思っていましたが、甘かったのは僕ら。平地は夏日が続いていたのでこんな景色が待っているとは思ってもおらず、軽アイゼンさえも持たずに来てしまいました。



マズいかもなと思いつつも歩き始めますが、八丁坂でもう既にこりゃヤバいなと。前を歩く人たちもペースが全く上がっておらず、聞こえてくるのはラクー!という叫び声ばかり。じゃんじゃん石が落ちてきます。
いよいよ何の装備なしで登るには難しそうな雰囲気が漂い、オマケにガスも消えなさそうな感じだったので相談の上泣く泣く登るのを諦め、出発から1時間もたたずに敗退となりました。ちなみに僕ら以外である程度装備を整えている人でも登頂を断念をしていたようです。

梅雨の時期ということもあり、今回は直前までどこに行こうかを決めかねていまいた。天気ばかりに気を取られて山の状況に関しては事前の調べが足りなかったです。今年は雪が多かったとのことでしたが、それでもまだこの時期は例年雪が残っているとのこと。アルプスって甘くない。

たった一時間ほどの行程で悔しい思いをしましたが、アルプスの空気と山容の壮大さは充分に感じる事はできました。そして情報収集と準備はしっかりしなきゃなと再度反省。
次に来るときは雪のない時期に、空木岳との縦走を目指そうかと考えております。


そして降りた後は兄の希望により再びのソースカツ丼を食らい、二度死ぬかと思ったわけであります。

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