焼岳(2014.7.13)

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2014年7月13日、焼岳へ行きました。単独で行くのは久し振りでおそらく去年9月の赤岳以来だったかな?台風が過ぎて天気に期待できそうかなと、急に思い立ったわけです。
単独の時はいつも車を使わないのでアクセスが良さそうなところと考えたところ焼岳が思い付きました。実は金曜夜発の夜行バスで行こうかと思っていたのですが、迷っているうちにバスが満車に。1日置いてゆっくり考えた結果、ちょっと天気が崩れそうな予報はあったものの思い切って行くことにしました。

7.12 新宿西口-(さわやか信州号・車中泊)
7.13 中の湯バス停-新中の湯ルート-焼岳山頂-焼岳小屋-上高地

土曜の17時ごろにようやくバスの予約を済ませ、山ごはんを調達の後、22時半発のさわやか信州号に乗り込みます。さわやか信州号の上高地線は3列シートの広いグリーンカーと4列シートのスタンダードが同時刻発であるのですが、そこはスタンダードで。予約状況をみたところスタンダードはまだ空きの余裕があったためゆっくり座れるんじゃないかとの淡い期待を込めてのことでしたが、これが大当たりで最後列シートを一人で使えました。グリーンカーよりも良い環境だったのではないかと・・・。

ぐっすり眠って翌朝5時ごろに中の湯バス停に到着。準備を済ませ歩き出しますが登山口がどこだかがサッパリ。メジャーなルートのようだったのでアクセスも便利なのかと思っていたのですが、登山口までが意外と遠く45分くらいアスファルトの道を歩きました。登山口近くに駐車スペースがあるのですが、この時点で既にそこそこの距離を歩く羽目に。

登山口からはいよいよ林道に。単独行なのでそこそこ自分としては早いペースで登ります。林道を抜け、視界が開ける広場へ。そこからは焼岳の姿がクッキリと見えました。

ここで少し休憩を取りますが、あまりのハエの多さにあまり長居する気にならず軽く腹ごしらえをして出発。ここからは少し急な斜面を登って行くことになります。
森林限界を越えて穂高方面の山を展望できますが、予報通りあまり天気が麗しくない感じ。僕自身もあまりここらではペースも上がらず少しづつ登って行きますが、やがて雨が落ちてきてしまいました。ここのところはずっと雨の山行が続き、いよいよ雨男になってしまったようです。

白い煙があがる稜線が見え、しんどい登りはここまで。稜線の向こうには池が見えました(名前はあるのかは不明・・)。

山頂を巻きつつ頂上へ向かいます。上高地方面から登ってくる人との合流地点となりますが、この天気でも登る人はなかなか多い感じ。さすが北アルプスですね。

山頂に到着。火山ガスの硫黄の臭いと雨と風に巻かれつつ軽く食事休憩。山頂の地面はさすが活火山ということで座っているとお尻が温かい!
展望は穂高と上高地方面を見下ろすことができましたが、槍の姿は見えず。こんなに近くまで来たのにちょっと残念な結果に。
雨風が体を冷やすような感じだったので山頂にもあまり長居はせずに下山を開始します。ここまで少しバテながら登ったものの、ペースとしてはコースタイムを結構巻いた感じでした。

山頂からは焼岳小屋方面の登山道は展望がきいていて晴れていればかなりいい景色なのではないかと思われます。

焼岳小屋に到着。ベンチがあるのでここで少しのんびりできるかと思いましたが、雨もパララついておりやはりどっしりとする気分にはなれず。行動食のみ食して出発します。

下り始めてから間もなく少し強めの雨が降ってきたため、そこからはひたすら無感情で歩き続けます。こっちの登山道は中の湯方面とは違い、クサリやハシゴがいくつかあり、濡れた状況での下山には少し気を使う箇所がありました。
延々と歩き続け、ようやく田代橋に到着。ここからは観光地の上高地という雰囲気に変わります。

とりあえず温泉に浸かりたいと日帰り施設を探しますが、時間的にタイミング良く入れそうなのは入れるのは上高地アルペンホテルのみだったためそちらにお邪魔することに。お風呂はそんなに広くはありませんでしたがそんなに人も多くなくゆっくりと入ることができました。
温泉の後はご飯を食べられる場所探し。雨も降っていたためあまり探索をすることもなく河童橋近くの食事処でカレーを頂きました。

当初は少し上高地を観光する時間を作ろうかと思っていましたが(中の湯ルートを選んだのもそのため)、僕が描いていた上高地の風景とはちょと違う、若干残念な感じだったのでサクッと帰ることにしました。山に登り続けていればまた必ず来る場所なので楽しみはその時まで取っておきます。
帰りは渋滞もありえるかと思ったので上高地かバスで新島々-松本と乗り継ぎ、あずさで帰ることにしました。運良く待ち時間もあまりなく、スムーズに乗り継ぎ無事帰宅となりました。
ここのところの山行は連続で雨模様が続いており、バッチリ展望という山行はしばらく恵まれていません・・。ただ、ここまで雨が続くと色々と雨対策を考えるようになるわけですが、今回は傘を持っていったのは大成功でありました。上高地という場所柄もありますが、持っているとかなり便利だなと実感したところであります。
どうも雨に降られると雨具を着込んだりするのが億劫になってしまうので、もっと手軽にパッと出来る雨対策を少し考えてみようかと思います。特に下半身の雨対策が非常に面倒でいつもそのままなんですが、さすがにぬれ続けると気持ちが悪くなって来るもので・・。

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